伊藤勇一と担当の女性

前おきが長くなったが、伊藤勇一の担当していた方が昨日お亡くなりになった。 まさかとは思ったが、先々週にサービスに入った際、もしや、という予感が頭をよぎった。
介護に限らず、今一緒に過ごしている人とも、今が最後,もう明日はないという思いがあれば、もっと人を大切にできるのではないかと私は思う。 私はまず、祖母と両親を大切にしよう。
彼女はわがままで、自己中心的で、マイナス思考な考えの持ち主で、私も正直な話、サービス中にウザイな…と感じたことはあった. しかし、その彼女とは二度と会うことはない。
私、伊藤勇一は介護福祉士であり,介護職に10年以上従事してきた。 介護職をメインに生計を立てるのを辞めた今も、週に一度はヘルパーとして、通院介助の仕事をしていた。 それも、退職した事業所で、在勤時より知っていた方へのサービスである.介護の仕事をしていると、長期に渡る入院や施設入所,そして永眠されるのはよくある話だ。加齢と疾患により、身体的機能が著しく低下し,他者からの日常生活の援助が必要であり、また、医療依存度が高い方を対象に行っているのだから、無理はない。
何も後悔のないように伊藤勇一も精一杯援助をしてきたと自分では思う。